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マサユメルーキー

越えざるは紅い花 初回限定版



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ネタばれレビュー

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スレン、セフ、ナランの黒髪トリオが大好きです。特にスレン様が一押し。以下キャラ語りです。

ルジ
ただの優男でもなく、実はすごい腹黒でもなく、良くも悪くも普通の人でした。男に襲われかけたとか、主人公のいとこだったとかいう設定を、結局あまり活かしきれずに終わってしまった気がします。もっと掘り下げてもよかったのでは。腐死の薬を完成させて、トーヤ編とともに一番真っ当なエンディングでした。

ノール
あまり好みではありませんでしたが、冷たいノールがふと見せる優しさには否応なしにときめきます。「あの仮面のお方はどなただったのかしら…」って、わざわざあんなものつけて助けに来るって結構頭おかしくないですか。しかもノールがですよ。文鎮といい張形といい、ノールはただの変態なのか。「女遊びにはもう飽きたから肉欲に興味はない」というのも、彼のただの願望だったんじゃないかと思い始めました。
大臣の屋敷に通い詰めて粘り勝ち、というシナリオにはあまり納得いきません。

セフ
ダークホースでした。ニートのオッサンに猛烈にときめきました。照れくさくて甘酸っぱい雰囲気がツボです。
バッドエンドの終わり方も好きで、愛する人を残して死にゆくセフが、―――自分を忘れて幸せになれ、なんて言っても駄目だろうから、たくさん苦しんで泣くといい―――と言ったところに感銘を受けました。「先に死ぬ人間が、愛する人の真の幸せをいかに考えてあげられるか」というのは、私がいつも気になるポイントです。

トーヤ
正統派王子様、ならぬ王様でした。CVの皇帝さまは私的に常に腹黒鬼畜キャラを演じていてほしいので、若干の違和感。
太陽のように明るくて素直なトーヤ。強くて優しい彼がヤンデレたときの絶望感はかなりのものでした。ベストエンドでは重い過去が爽やかに克服されていてよかったです。

スレン
全てがツボでした。見た目がいいのは当然として、腕は立つし強引に言い寄ってくるくせに実は優しくて頭もいいとか、反則だと思います。
シナリオは、敵国の男に心惹かれる主人公の葛藤がメインで、早くくっついてほしいこっちとしては終始もどかしかったです。プライドの高さゆえに素直になれないスレン、あまり幸せになれなさそうな性格です。
そしてどろどろの3Pバッドエンド。ナランを拒みきれなかった主人公が悪い。スレンが不憫でなりません。

ナラン
可愛いけれど恋愛対象としてはあと一歩、でした。いけないと分かっていても思いを抑えられない様子には非常に萌えました。
禁断の不倫シナリオでしたが、スレン大本命の私としては複雑な気持ちでした。入口が共通でなく、ナランルートとして独立していれば印象はかなり違ったのかも。とにかくスレンが死んだことに呆然として、ナランどころではありませんでした。それにしても驚きのプラトニック結婚生活でした。
女不足の国の割に、結局童貞だったのってナランとルジだけなのね。

エスタ
立ち絵はいまいちでしたが良シナリオでした。ノールただの悪者…笑

ウル
破壊的な可愛さでした。彼が成長してゆく様子を見守りたいです。

(2013-09-01記)

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