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マサユメルーキー

咎狗の血 Vista対応版

咎狗の血

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コメント

★★★★★ 人を選ぶが、それでも…!

あらすじ

第三次世界大戦後のニホン。かつての首都トウキョウでは、犯罪組織ヴィスキオの王座をかけた殺し合いゲーム「イグラ」が開催されていた。無実の罪を着せられた主人公アキラは、無罪放免のためにイグラへ参加し、ヴィスキオの王を倒すという条件を持ちかけられる。

システム

・フルボイス
・既読スキップ、オート再生、バックログ、「選択肢まで戻る」あり
・個人的にバックログでのボイス再生ができなかったのが致命的。
・キャラ別CGリスト、BGMリスト、シーン回想(大人シーンとエンディング)あり
・ディスクレスプレイ不可
・総じてスタイリッシュだが重く感じた。

・全ルートで選択肢はほぼ共通で、選択の仕方によってその後のルートが分岐。選択肢は少なめ、ほぼ独力でクリアできるはず。

キャスト

アキラ:先割れスプーン
シキ:緑川光
ケイスケ:何武者
リン:鬼龍院隼人
源泉:一条和矢
???:Prof.紫龍
キリヲ:富士爆発
グンジ:杉崎和哉

総評

シナリオのボリュームは少なめですが、作り込まれた世界観と、細やかな心理描写がツボでした。らぶらぶシーンもそれなりにあったはずなのに、それが霞むほど痛いシーンが強烈。

血と暴力に満ちた設定なので、苦手な人はとことん苦手かもしれません。しかしこういうファンタジーを持っている腐女子はかなりの数いるのではないかと。
むしろ私はこのゲームで鬼畜プレイに目覚めてしまいそうでびくびくしました。だって先割れスプーン氏の泣き声とか叫び声とか可愛すぎるんだもの!←

暗く湿った街で、出会いが変化を生み、人は希望を探す。―――私は涙もろいのであてにならないのですが、泣けました。痛くて苦しい描写に抵抗がない方には、おすすめです。
(2012-08-15記)

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